ツイッター、企業向けの新機能をテスト中――検証に200社が協力

　米国Twitterは5月11日、企業のビジネス拡大を後押しする新たな機能の実装に取り組んでいることを認めた。

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　Twitterの広報担当者、キャロリン?ペナー（Carolyn Penner）氏は11日、Computerworld米国版の電子メールでの取材に対し、「現在、企業向けの新機能のベータ?テストを限定で行っている。クローズドな環境で200社の企業が検証に協力している」と回答した。

　ただし、同社は企業向けの機能を新たに追加しようとしていることは認めたものの、機能の詳細やサービス料金については明らかにしていない。

　同社の製品担当バイスプレジデント、ジェイソン?ゴールドマン（Jason Goldman）氏に取材したところ、「魅力的なビジネス?サービスを立ち上げるため、先週、企業との協力態勢に入った」との回答を得た。

　「（企業は）Twitterを利用することの効果を測りかねている」とゴールドマン氏は語っている。「ビジネス活動の多くはTwitter.comの外で行われていることから、企業としてはエコシステム全体で今後どうなるかを長期的な視野で知りたいのだ。例えば、デスクトップPCと携帯電話ではツイートしたときの反応はどう違うのか、といったことだ」（同氏）

　Twitterでは、企業ユーザーの増加を受け、今後はビジネスに役立つ機能を充実させ、だれがその会社のツイートを読んでいるのか、だれが反応しているのかを詳しく把握できるようにしたいという。

(Sharon Gaudin／Computerworld米国版)

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